ハザードマップ、いくつ知っていますか?
2022年08月05日
■不動産の部屋「ハザードマップ、いくつ知っていますか?」
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こんにちは。OKUTA不動産です。
厳しい暑さが続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
8月に入ると豪雨や台風等の自然災害も心配されます。
そこで今回は『ハザードマップ』についてお話させていただきます。
■不動産の部屋「ハザードマップ、いくつ知っていますか?」
ハザードマップとは自然災害による被害範囲を予測し地図化したもので
身の回りの自然災害に備えるためのツールとして活用されています。
ハザードマップは対象となる自然災害ごとに作成され、全国の自治体で広く作成されているものには概ね8種類あります。
(1)洪水ハザードマップ
浸水する恐れのある範囲や浸水の深さを知ることができるもの。
(2)内水ハザードマップ
雨水が排水できなくなってしまったときに浸水の発生が想定される
区域や避難所に関する情報を知ることができるもの。
(3)津波ハザードマップ
主に海抜、浸水予想地域、高台の方向、避難経路、避難場所などが記載されたもの
(4)高潮ハザードマップ
高潮による被害が想定される区域とその程度を地図に示し、
必要に応じて避難場所・避難経 路等の防災関連情報を加えたもの
(5)土砂災害ハザードマップ
大雨になったときに土石流、がけ崩れ、地滑りなどが起こる
危険性のある場所や、避難経路、避難場所などが記載されたもの
(6)ため池ハザードマップ
ため池が決壊した場合に想定される浸水被害の情報と、
日頃の防災対策に役立つ情報をとりまとめたもの
(7)火山ハザードマップ(火山防災マップ)
火山の噴火によって起こる噴石の落下、火砕流、泥流、土石流、火山ガスの発生、
噴煙などにより被害を受ける危険性が高い地域が記載されたもの
(8)地震ハザードマップ
地震による揺れの強さや揺れによって引き起こされる、
建物倒壊や液状化の危険度を地図上に表したもの
不動産を購入する際の参考や、今住んでいるところの安全性や避難場所、
成り立ち等を調べて生活に役立ててみてください。