戸建てリノベ物件を安心して購入するコツ
2024年08月04日
こんにちは。OKUTA不動産です。
真夏の日差しが照りつけ、向日葵がまぶしく咲いていますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
今回は、「戸建てリノベ物件を安心して購入するコツ」についてお話させていただきます。
◆まずは売主のチェック◆
まず、物件の売主が「個人」か「宅建業者」かを確認することが重要です。法律的な責任が異なるため、この違いは大切です。
宅建業者は、2年間の瑕疵担保責任を負います。
個人の場合、この期間は不明確です。
新築の場合、瑕疵担保責任は10年です。
しかし、事業者が倒産すると責任を追及できなくなるので注意が必要です。
この問題に対処するために、新築の供給業者は瑕疵担保責任保険に加入するか、供託することが義務付けられています。
中古物件の場合、既存住宅売買瑕疵保険という制度がありますが、これは任意です。
中古物件の安心を得るためには、この保険が利用できるか確認しましょう。
事業者が売主の場合、その事業者しか手続きできませんが、個人売主なら買主も手続き可能です。
◆保証の範囲◆
リノベ物件には保証がついていることがありますが、その範囲は様々です。
既存住宅売買瑕疵保険の範囲は、基本的に構造躯体と雨水の侵入です。住宅設備は含まれません。
売主が宅建業者のリノベ物件では、リフォームを実施した範囲に対する保険が1~2年程度かかっていますが、
リフォームを実施していない部分については事業者によって対応が異なるので、事前に確認が必要です。
◆瑕疵保険の重要性◆
瑕疵保険に加入するためには、保険法人による検査に合格する必要があります。
これに合格しない物件は、内装が綺麗でも購入しない方が良いでしょう。
売主が宅建業者の場合、その事業者が信頼できるかの判断材料としても有効です。
◆個人売主の場合◆
個人が売主の物件では、買主が瑕疵保険の手続きを行う必要があります。
売買契約前に検査を実施したいところですが、多くの場合は契約後になります。
リノベ済み物件で保険に加入できない不具合が見つかると問題になるので、不動産仲介会社にしっかり調べてもらいましょう。
リフォーム済み部分も注意が必要です。
所有権が移転するとリフォームの保証が引き継げない場合があるので、保証範囲も確認してもらいましょう。
住宅購入は後悔のないように慎重に、少しでも気になる事や疑問点がありましたら、
OKUTA不動産へご相談ください。
いかがでしたでしょうか。
弊社では物件の良し悪しをお客様目線で判断する「バイヤーズエージェント」を行っております。
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